モズ
百舌・鵙。鳥綱スズメ目モズ科。全長15〜38センチ。一般にクチバシは強く、先が鉤(かぎ)状であり、嘴毛(しもう)をもちます。足や指も強く、物をしっかりつかむことができます。尾は長いものが多く、それを振る動作をよく行います。小さい秋の歌に出てきますが、秋になると縄張りを宣言し、猛禽類のような鋭い嘴で小鳥を襲ったり、ヒメネズミを木の枝に刺したりします。繁殖期のモズは百舌と記されるように、ほかの鳥の歌をまねて複雑なさえずりの声を出します。一般に林や農耕地、草原が点在した疎林や林縁部に生息し、高い木の先などに止まって餌を探し、地上でとらえます。   |
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