ヤマガラ

 山雀 シジュウカラ科 鳥綱スズメ目シジュウカラ科の鳥。全長14センチの小形種で、背面は青灰色、腹面は赤褐色、頭部は淡い茶色を帯びた白色で、のどは黒いです。頭頂から目までと頬(ほお)を取り巻く黒色部があります。

 日本列島に生息する特産種。一年中みられる美しい鳥。浅間高原では標高800メートルの谷あいに多く、一年を通して生息してます。浅間高原のヤマガラは、ドングリの実を好んで食べるため、ドングリ林に多いです。渋の強いドングリの実を地中に埋めて蓄えて、あく抜きして食べます。

 冬は単独、つがい、小群で過ごし、他種との混群に入っていることが多いです。繁殖期には強い縄張り性を示し、雄はゆっくりしたテンポでさえずります。樹洞やキツツキの古巣に巣をつくり、巣箱をよく利用します。人間によくなれ、木の実で容易に飼えますので、古来よく飼われます。簡単な芸を仕込むこともでき、神社の前でおみくじを引く芸をみせる鳥は本種です。
ヤマガラヤマガラ
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